バイク屋なりのオフロードの楽しみ方&メカニック情報


by pitcrew_offroad

和田ぽん的お盆の旅~後編!

とゆーワケで温かくも全くカンケーないM家を後にした和田ぽん。

人の温かみに触れた後はロンリー一人旅でストイックになるぜ…!!

ってコトで、鳥海山の東側を回って山形から秋田に抜ける、

奥山林道~手代林道を目指します(*`ε´*)ノ



鶴岡市でホームセンター、コンビニなどに立ち寄り買い物を済ませて高速へ。

山形道からそのまま繋がってるんですが、

鶴岡より北からは日本海東北自動車道という名称になり、

酒田市まで伸びてます。


んで、酒田から程なくして奥山林道へ…。

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奥山林道入ってすぐの展望が開けた所。

山形側は奥山林道で、県境から秋田側が手代林道になります。


高速道路巡航の為、出発前に空気圧を高めにセットしていたので

ここでチョイと空気圧を林道用に調整します。



さらについでにメシ食っちゃうかぁ…と、

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出発前に持たせてもらったオニギリを頂きました。

すじこのオニギリ…おふくろの味だぁ(*`▽´*)




メシ食ってるとオフロードバイクが3台通過…軽く会釈してきたので返す。

WR250RとDR250Rと…あと一台は覚えてない。

セローだったかな?



んで、さらにしばらくすると軽トラが通過…。

オニギリ頬ばり中のボクの前で停車…。



「オニイチャン、ソレで抜けるのかい??」って…。


訛りがキツくてほぼ聞き取れなかったんだけど、

「橋がナントカで通り抜け出来ない」と…そんなコトを言ってるのはわかった。

先ほどの3台もオッチャンの忠告を聞き、引き返したらしい…。

秋田に抜けたいなら…ってコトで舗装の県道を教えてくれた。



「わかりました!オニギリ食ったら引き返します。

ありがとうございます!!(´ー`)」



って言ってオッチャンをやり過ごし、オニギリ食って林道奥へ再出発。

さっきの3人組は大人しく引き返したみたいだけど、

オフローダー的には通り抜けられるかどうか、

自分の目で確かめないと気がすまない。



通行したら被害を拡大させてしまいそうな損害だったり、

工事の都合上、入っちゃいけないバリケードがあったりしたら別だけど、

車じゃ通れないけどバイクならイケる道なんていっぱいあるし…。


「秋田に抜けたい」んじゃなくて、

「林道を通過して秋田に抜けたい」んだからね。





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路面は基本的にフラットで、関東の林道に比べて直線が長い。

緩やかに下がって上がる直線なんかは、先の先まで道が見えるから

走っていてホント気持ちがいいっす。



ツーリングマップルには奥山林道途中から、

「県境までかなりラフ」と書いてあった。


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例によって写真では勾配具合は伝わりにくいですが、

チョイ登りでやや荒れ…。

まあ、林道に慣れてるライダーなら逆に楽しい程度。


基本フラットで、飽きた頃にやや荒れて…を繰り返して、

さすが「東北屈指の林道」って書いてあるだけはある…。




途中橋の補修工事をしている箇所があり…、

でも「補修作業中」というだけで渡れないワケではない…。

あのオッチャンが言ってたのってもしかしてコレ??


って思いながら先を進む…。



途中から湧き水が道路と平行に流れていてちょっと荒れてくる…。

んで、また橋が見えてきた…。


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流れる湧き水が橋の上で溜まり、橋全体が水溜りに…。

長い間この状態のようで、水底にも泥が堆積していて

底の状況はまったくわからない…。


コレは……通れるのか??


ただ単純に橋の上に水が溜まっているのか、

泥と水を取り除いたら、とても渡る気が起きない程老朽化しているのか、

まったく判別がつきません(^^ゞ

穴が空いてたとしてもわからないっすね。

ま、大きな穴が空いてたら水も泥もそこから落ちてるだろうけど…。

それに一台通ったタイヤ痕があるしね…。



でも下は岩場の河原で高さは20mくらい…。

ウッカリは許されないので入念に下見。




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とりあえず徒歩で下見で反対側へ…。

ホントは歩いて底の状態を確かめたかったけど、

この時の装備は翌日、酔っ払って町を歩いている時とほぼ変わらない装備。

短パンにポロシャツにトレッキングシューズ。

林道をナメきってる格好だったので、この水深を確かめようと

足を突っ込むと足首まで浸かって靴下までズブ濡れに…しかも泥水。


それはイヤなので石を投げてみたりで川底を確認…。

う~ん、大丈夫そう。




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気構えだけは万が一に備えつつ、バシャバシャと対岸に渡る…。

やはりナンて事はなかったけど、ホッと一息でした(´ー`)

何かあって1人だと、アフリカじゃ対処しきれませんからね…。




オッチャンの言ってた橋はコレだったのかぁ~と先へ進む。




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地図を見ると林道途中にキャンプ場があると書いてあったけど、

その場所を発見、「大清水園地」。

鳥海山への登山道入り口と駐車場も兼ねていて、一応キャンプサイトらしい。




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こんな感じで何もない広場。

これまた地元民に聞いたんだけど、どーやらココはリアルに熊が出るとかで、

今はまず利用する人なんていないそう…。

どーせ一人旅でキャンプするなら閑散とした所がいいけど、

熊は勘弁だし、なにより虫がスゴイ。


やっぱココはナシだなぁ…と先を進みます。



するとまた橋が…、

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崩れてる…。


あ~~、オッチャンが言ってたのは今度こそここかぁ…、と(笑)

丸太を5本通して、上からベニヤをひいてるだけ。

丸太が太いのでちょっとフロントを乗せるのも一苦労だなぁ…。

直角ターン後なので助走もつけられないし…。





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もうすでに林道を20km以上来てるから今更引き返すのはイヤだし、

計算上あと10kmくらいで林道も終わるハズ…。

ま、パワーでクリアするしかないなぁ…とフンガッ!!



ってやってると後ろから先ほどとは違う3台のオフ車達が…。

どうやらよくここを往復している地元民らしい…。


ナイスタイミングってコトでちょっと手伝ってもらって無事クリア。

ついでにこの周辺のコトなどを色々聞いて情報収集…。


元々行く予定だったけど「法体の滝」というキャンプサイトが無料だとか、

その法体の滝までの近道とか、日帰り入浴可能な温泉とか…。

お酒類が手に入る様なトコはこの辺にはないとか…(笑)



んでその先を進むとその後はトラブルなく林道終了で、

教わったとおり温泉街へ…。

林道途中から飲み物が尽きてたけど、またもや敢えて飲まず、

サウナで汗を流しまくって、甘くて美味しそうなコーヒー牛乳も

体に染み込みそうなスポーツドリンクも飲まず…、


温泉宿の売店でビールや酒、つまみを購入出来たので、

さきほど通り過ぎた法体の滝キャンプ場へ…。

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途中で気になった景色があったのでパシャリ…。

なんかこう…、そこそこ大きい木がポツンと生えてる景色って好きなんすよね!

…なんか癒される感じ。


それだけじゃなくやはり山奥に来ると、

ドコを通っても景色が最高。

田園風景も、寂れた集落も、大自然な景色も、

やっぱツーリングは健康的な現実逃避だなぁ~としみじみ…(´ー`)



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そして法体の滝に到着!!

到着した時は夕方前でBBQや川遊びをするファミリーで盛り上がっておりました。

大清水のキャンプ場のような場所の方がワイルドさがあっていいんすけど、

まあ、たまにはこーゆーのも賑やかでいいかもね…お盆だし。





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とりあえず温泉前から我慢してたビールをプシュッ…と。

旅行中に第三のビールなんて貧乏クサイことは言わないぜ(*`ε´*)ノ


とりあえず1缶あけてちょっと休んだので、

橋の先にある法体の滝にいってみよう…。




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いやぁ~いい陽気です。

赤い橋っていいっすよね~!


そもそも赤好きなんで心躍ります。



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あー…水むっちゃキレイ~~!!




そっから階段を結構な段数登り続け…、

アルコール含んでるんでむっちゃ息が切れる…ゼェハァゼェハァ(´Д`)



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法体の滝を見ながらもう1本プハァ…!!

買った以上、早く飲まないとぬるくなっちゃうからね。



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そんで戻ってきて今夜の寝床を設営。

去年テント張った時は豪雨の中で苦労したな~…などと思い出し、

今年はホント快適だ♪



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エアベッドも膨らませて寝床完成!

んで朝方寄ったホームセンターでナニを買ったかというと…、




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ロゴスのLEDランタン!!

充電式っす。


いつもはヘッドランプしか使ってないんすけど、

今回いそいそ準備しすぎてヘッドランプ忘れてきた。

元々欲しかったからこの際買っちゃうか…と。


充電方法は三つで、普通に家庭用コンセントと

シガーライターソケットと、あとは手巻き。

上についている折りたたみ式の取っ手をグルグルまわすと充電されます。

5分間グルグル回すと両側点灯で10分、片側点灯で20分もつらしい。


旅先で買っただけに当然新品は充電されてない、もしくは不十分なので、

ホームセンターの人に頼んで充電してあるハズの展示品を頂きました。

とりあえず夜のうちに切れることはなかったっす。


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ちなみにコレ、パカッと開いてテントにつるせばルームランプにもなります。

うん、なかなか気に入ったっす(*`ε´*)ノ



そんな感じで1人河原で飲んでたんですが、

女子大生BBQグループが

「一緒に飲みませんか?」

って言ってくると思ったんだけど、そもそもファミリーしかおらず、

女子大生グループなんぞいない事に気付き就寝…、

とゆーか知らぬ間におちてたっす。



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んで、夜。

20時過ぎに目が覚めて、再度晩酌…。

晩酌用には温くなってもあまり問題ない日本酒買ってきました!

まあ実際飲みすぎなので30分くらいで小さい日本酒のビンを飲み干し、

買ってきた魚肉ソーセージやらサキイカやらもなくなったのでまた寝る…。



んで朝!

9時回ってます。

うーん、かなり早く寝たから6時には起きようと思ったんだけど…。

秘湯に朝風呂入りに行こうと思ったんだよね…。

ま、日頃の疲れが取れたってコトでヨシ!



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荷物を畳んで出発準備。

なかなかコンパクトでしょ!?


目的の地は「川原毛大湯滝」。

ツーリングマップルには「本州屈指の秘湯」と書いてある。

秘湯好きとしては外せないぜ!!

しかも「東北屈指」じゃなくて「本州屈指」っすからね!!


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そんで到着!!

駐車場から登るこの道は川原毛地獄へと続いているらしい…。

温泉地によくある硫黄地帯「~地獄」。

ワタクシ秘湯好きでもありますが、地獄好きでもあるうえ、

川原毛地獄は「恐山」「立山」と並ぶ「日本三大地獄」の一つ!!

これまた外せないぜ(*`ε´*)ノ



地獄行ったら汗かきそうだから、先に行こうかと思ったんですが、

「秘湯→地獄→また秘湯」コースで行こうとまずは秘湯へ…。




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秘湯に向かって歩いていきます。

基本全線下り。

汗流しても帰りに結局汗かきそうです(笑)




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眼下には硫黄泉の川が流れてます。

「この辺り熱湯につき注意!」って書いてありますが、

ジイチャンがフツーに入ってますねww


今日は温度低めなのかな??

しかし温泉で川が出来るとはハンパない湯量ですな!!



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さらに下っていきます。




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おっ、滝が見えてきた…。

アレが川原毛大湯滝かな?





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到着!!

秘湯っつか観光地じゃねーか!!(ノ`△´)ノ


水着のファミリーやカップルで賑わってます。


秘湯の「秘」の字は「秘密」の「秘」じゃろーがい!


ちょっと拍子抜けですがこの景観はすごい!


滝のすぐ脇に温泉が湧いてるのかと思いきや、

滝そのものが温泉なのね…。



しかしまあ水着なんぞ当然持ってきてない。

どーしよーかって思ってたら地元民っぽいジイチャン2人が全裸で入ってるのを発見。

お、皆で晒せば怖くない♪ってコトでボクも全裸でドボン。

大半の人間が水着や着衣の中、ジイチャンとボクだけが

チン○コ丸出しっていう非日常がオカシイ。

本来温泉なぞ全裸で入るものなのに、

全裸がマイノリティだと途端に罪悪感に駆られるのはなんなんでしょねw



とりあえず滝があるので打たれてみる。

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ここね。

この落差でこの水量の滝…。

天然の打たせ湯です(´ー`)




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ドドドドドドドドドドッ!!




肩凝り治るドコロか、ムチ打ちになるわ!!(ノ`△´)ノ



しばらく滝にあたってたものの、マジで四肢で踏ん張らないと潰れるレベル…。

当然目も開けてられません(笑)


硫黄泉なので目に入ると痛ぇし、口に入ると苦い…。


飽きたので滝から抜けると、先ほどの全裸のジイチャン二人組に笑われてた。


「ナニ笑ってんだ!チ○コ出てるクセに(ノ`△´)ノ」



って思ったけど、ボクも出てるから言うのはヤメた。




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お湯の温度は20度くらい。

日によって違うのかもだけど温水プールくらいの温度っすね。

写真左の2段になってる滝の1段目まで登れば多少温度上がりましたが、

ちょっと「暖まる」って温度じゃないっすね~…。




ってコトで温泉を後にして、今度は川原毛地獄へ…。


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先ほどの駐車場を抜けて地獄への坂…。

コレが地獄の一丁目ってヤツっすか!?

とあるラインから草がなくなりますね~…。

アッツイのに20分以上の登坂で、汗だく確定なので

温泉出た勢いで上半身裸でプラプラしてました。


ちかくに温泉があると半裸の大義名分がたつので、

露出狂としては嬉しい限り…(爆)




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結構登っていきます。

砂利が滑るので踏ん張りつつ登るモンで結構足にキます。

岩山の上のほうでは硫黄の煙が吹き出てます。

オイニーも段々臭ってきましたよ!




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この辺になるといよいよ雑草すらないっす。


いいねぇ~、地獄だ(*`▽´*)




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しかしこんなにも草木が生えないとはフシギ~。

それだけの毒素なんだったら、人間も立ち入り禁止になりそうだけど…。


ま、高濃度の所は実際立ち入り禁止だけど、

実際この辺はフツーに観光地として入っていいワケっすからね。

致死量の境目はどこにあんだろ??


しかも硫黄泉は逆に体に良いってんだからなおフシギ。



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そして本日はここまで。

あとちょっとで頂上らしいけど、この先は高濃度で立ち入り禁止。

ちょうど風下だったので、たしかにこの辺まで来ると

硫黄スメルがプンプン臭うぜぇ~(*`ε´*)ノ




この先に「三途の河」なるモノがあるらしいので舗装路で迂回して見に行く…。

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河っつか…、

池じゃね!?


うーーん、この碧い水溜り…神秘的だ!!




そんなこんなで地獄を満喫しまして下山…。


汗だくですが、またあの「秘湯」に入る気も起こらず…まあいいや、と。



ボチボチ帰宅しないとですよ…(;´д` )

ここまで来たら山形自動車道じゃなくて、

東北自動車道まで出たほうが近道…。


帰り道をまた一緒に帰る予定のO君と連絡を取り時間調整…。


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途中道の駅で飯を食う…。

ここの食堂に「この夏休みに初バイト」的田舎少年がいたんだけど、

不慣れな感じでバタバタ動いてた、傍目にもテンパってる感じw

すると、ボクの隣の席のジィチャンに「おい、箸ついてねーよ!」

って言われるとほぼ同時に向こうのテーブルのオバサンにも

「すみません、お箸ないんですけどー?」って言われとる(笑)




頑張れ少年!( ´艸`)って思って運ばれてきた膳を見ると

オレの定食にも箸ついてねーし!

「オイ箸がねーぞ小僧!!

何度言われりゃわかるんだ!!(怒)」


って言いたいのをグッと堪えて、丁重にお箸をお願いいたしました(´ー`)




そして東北道築館ICへ…帰路の始まりです。



途中の国見SAでO君と合流!

時間調整がピッタシいって、ボクが到着して

駐輪場すぐ脇の自販機でミル挽きコーヒー買って、

コーヒールンバを口ずさんでいるウチにO君到着!


おぉ…ジャストタイミング…!!



帰りの東北道はチラホラ渋滞情報もあったので、

予想通り帰りは常磐道で帰宅…。


終始流れてていいペースで帰宅できました…。


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今回の旅の行程は1242km…。

遠出だけど、色んな所をグルグル回らなかっただけに

去年の旅より少なめ…。

その分じっくり楽しめたかなぁ…(´ー`)




一日目と二日目以降と、ガラッと趣旨が変わった旅だったので

二度オイシくて最高の旅だった!!


即日思い立って出発した旅とは思えぬくらい…♪


また来年もお盆かGWはどーせ強制連休だろうから、

今度はどこ行こうかな~!!


O君夫妻、M家親族の方々始め、

道中で出会った色んな人々に感謝っす(*`ε´*)ノ



そんなトリップを終えて現実に帰っていくワケっすね~…。

さ、月山気分に切り替えるか…ww
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by pitcrew_offroad | 2013-08-18 09:56 | ひとりごと