WR250F US仕様!(*`ε´*)ノ
2015年 03月 06日
YAMAHAのエンデューロバイクといえば、そうYZ250FXですが、
エンジン内部はYZ-Fでメンテサイクルもモトクロッサー…。
国内導入はないっぽいですが、'15WR250Fも同様の仕様…。
世の自走派ライダーがレーサースペックのままで
街乗りからコース自走から林道ツーリングまで行けちゃうバイクはやっぱ…。
と、このよーに!
予想通りFX旋風は吹き荒れてるワケっすね!
ちなみにコレは今週末のJNCC開幕戦「サザンハリケーン」の
エントリーマシンメーカー別円グラフだす。
昨年まではYAMAHA、HONDA、KTMがほぼ1/4ずつ…
ってな感じでしたが、ここにきてYAMAHAが頭ひとつ抜けた感じ。
興味深いのが、、、、
かといってHONDAが激減したかっつーとそうでもなく、
どっちかってーとKTMがちょいと縮小してしまったか??っていう…。
HONDAユーザーはブレずに、KTMユーザーがFXに乗り換えた…のか?
まー確かにウチでご成約頂いたFXオーナー様の中にも
KTMからのお乗換えの方がいらっしゃいまして、、、
とくにここ1,2年でさらにどう変わるのか、、、興味ありますな。
50%くらいYAMAHAになっちゃったりして…www
和田ぽん愛用のKAWASAKIもブレずに停滞…9%(笑)
相変わらずのFAN-GP率で、COMPになると激減するKAWASAKI…。
なんか出してくれませんかねー、FX的なヤツ。
ま、FXでいーんですけどwww
んで、レース会場ではそんなFX旋風が巻き起こってるワケですが、
みんながみんな、トランポ持っててレースしてるワケじゃないですよ、って。
中にはレースはたま~の年2、3回で、
普段は林道ツーリングや自走でのコースフリー走行がほとんど…、、、
なんてユーザーも当然ながら多くいます。
一般道を走ると、とにかく走行距離が伸びます。
モトクロッサーのメンテサイクルではあっちゅー間に
オイル交換やバルブクリアランス測定のタイミングが来てしまったり…。
そんな中、大人気だったのが
熟成の4stエンデュランサーWR250Fだったワケっすね。
ところがどっこい、そんなWR-Fも'15モデルから
FI&後方排気のYZエンジンになりまして、
中身はほぼFXと同じ。
っつーコトはYZ-Fとほぼ同じ。
ってコトはメンテサイクルはモトクロッサー並み。
ま、とはいっても信頼の国産なので、
実際にはメンテサイクル通りやんなくても壊れないんじゃね??
って気はしつつも、やはり従来のWR-Fに比べると
その耐久性は性能面に振られてしまったと見るべきでしょう。
とゆーか、そーだ。
そこで、、、
和田ぽん的には一個前のWR250F(EU仕様)をオススメしていたんですが、
'14モデルは輸入されず、'13モデルもさすがにもう完売…、、、。
気軽に使えてマヂ壊れない…、、、
そんなマシンは…、、、
これだぁ~(*`ε´*)ノ
US仕様のWR250F…。
同じく'13モデルですが引っ張ってこれましたwww
一般公道使用可レーサーとして出回ったEU仕様とナニが違うの??
っていうと、一番の違いは保安部品が全くナイ。
ま、厳密にいうとEU仕様も最初からついてるんでなくて、
インポーターがリーガルキットをつけて販売しているワケですが、
これはソレすらついてない。
あとは最初からフルパワー。
昔ネタにしましたが…、、、
EUのWR250Fはこんなメガボムのオバケみたいな触媒ついてたり、
チョーごっついAIが2つもついていたり、、、。
まあちゃんとレーサースペックでオフロードを走るには
色々やらなきゃいけなかったワケです。
オフロードに使用するの為のフルパワーキットが
フルエキ丸々1本とかソレ用のアンダーガードやら、
色々ついていて結構高かったワケっす。
車体で97万くらい。
ま、外車よりは全然安いっすけどね。
コレがUS使用は最初からフルパワー済みなので、
その辺の付属部品がついておらず、
前述の保安部品も一切ついていないので安い、、、。
サイレンサー内部のちっこいバッフルを抜いて、、、
あとはスロットルのストッパーとか、
ちょいちょいとした加工でソッコーフルパワー。
あとヘッドライトが断然小ぶり、、、。
とゆーかアルミフレームになってからのWR-Fはこのヘッドライトで、
後期のEU仕様だけが法改正でデカくなっちゃったんすけどね。
コッチのほうが断然軽量でかっこいい。
EUのヘッドライトはこんな感じね。
EUはハンドルロックがついてるのはメリットでしたがね(^ ^;
ま、そんな感じのUS使用なので元が安く、、、
保安部品つけてもアナタ…、、、、
って感じで。
保安部品つけてみました。
テールランプは元々ついてるんですが、
US仕様にブレーキランプはなく、エンジン始動と共にテールランプが光るのみ。
でも実は中身はちゃんと2極のLEDで、繋げばブレーキランプも機能する。
だけどマウントがかなり微妙で、ナンバープレートが頑丈につけれないので、
テールランプごと換えました。
MOTOLEDのエッジテールだとウインカーもつけやすいし、
ナンバー灯もテール一体でちゃんとついてるし。
フロントのブレーキスイッチは機械式のスイッチを装着。
コレはNISSINのスイッチを使用しているので、一度つけちゃえば
スイッチ単体が壊れた時も1000円で直せるっていうスグレモノ。
WR250Fはよくバンジョーに油圧スイッチをつけていますが、
っていうかEU仕様とか、他のインポーターのコンプリートでも
だいたい最初から油圧スイッチついてるんですけど、
オフロードでの転倒でハンドガードがズレーの、
ブレーキスイッチ破損、、、とか、スイッチ部分のみの破損で済めばまだいいですが、
油圧スイッチが根元から破損して油圧が逃げるとブレーキスッカスカ( ´△`)
なので、機械式スイッチのほうが整備性も信頼性も高いのです。
初期コストはかかりますがね。
リアは油圧。
この位置はまず破損しないですし、リアに機械式のスイッチつけるのは結構大変。
前にドラムブレーキで油圧が使えないCRF230Fにスイッチつけるのとか
結構苦労しました、、、苦労=費用がかかりますしね。
スイッチBOXは一番安くオーソドックスなのはこの社外品のスイッチ。
2000円ちょいで格安なんですが、ウインカーはオートキャンセルじゃなく、
いちいち手で戻さなきゃいけないんす。
ここはユーザーさんの好みと予算次第っすね。
中にはキルスイッチ付きのスイッチボックスもあったりしますんで、
そーすっとハンドル周りをスッキリさせられますしね。
WR-Fはスタータースイッチ、キルスイッチ共に別体でしかもデカく、
場所を取るのがネック。
左に保安部品のスイッチボックスをもってきたので、
キルスイッチも右に持ってきてこんな感じ。
もちょいお金をかけてセル&キルスイッチにしちゃうとすっきりしますね。
CRF250Xとか、KTMとかBetaがそんなんじゃなかったけなぁ。
ま、ご依頼来てから調べるパターンっすけどw
なにかグッドなヤツがあるハズっす。
メーターはそのままで機能充分。
ODOメーターの表示があり、TRIPもあり、時計もある。
ホーンはコンパクトな電子ホーンを使用しまして、
ウインカーリレーとかもヘッドライトカウル内に設置しました。
当然ながら電装のメインハーネスからないので、作製しなきゃいけません。
この辺は専門の知識が必要っす。
ちなみに和田ぽんはヘッドライトだけエンジンの発電する交流電源、
他の伝送系はバッテリーを介した直流電源から引っ張りました。
一番電気を食うヘッドライトはノーマル同様交流のままで、
そこにHI/LO切り替えできるように繋いで…、、、って感じ。
USのWR-Fはノーマルのままだとローしか光ません。
でもテール同様バルブはHI/LOのダブル球なので、
配線加工次第で交流HI/LO切り替えさせられます。
逆にその他の保安部品は直流にしとかないと
LEDがうまく作動しなかったりしますしね。
あとはソレ用のヒューズボックスも必要。
コレがないと電装系がアボンしてショートしたときに、
電装がつかなくなるどころか、エンジン始動不能になったりしますんで(^ ^;
ま、そんな感じの結線がオススメだな、って思いーのそうしました。
あとオススメはファンキットの装着。
コレはUS、EUともに純正ではついていないですが、
街乗り…とゆーか、自走をするなら絶対オススメ。
信号待ちなんかも当然するハメになりますし。
WR-Fはクーラントのリザーブタンクは元からついているので、
コレにファンつければだいぶ安心っす。
自走じゃなくてもハードなレースに出るなら必須装備ですね、ファンは。
ファンキットちと高いけどね…(^ ^;
ちなみに今回のオーナー様はブラックリムで足元引き締めた。
最近ではホイールごとのホイールキットもオススメです。
予備ホイールが出来るし、いらなければ純正新品ホイール転売で、
ホイールキットをかなり安くゲット出来ますしね。
ハンドガードまだブツが入荷せずつけてないんですが、
コレにハンドガードがつけばレディtoレースですね。
納車までのあと少しの間展示しています。
US仕様もまだ若干残ってまして、
今ならまだギリ入手可能、、、。
値段もなんだかんだ保安部品つけてもEU仕様より安かったり、、、。
保安部品を安く安く済ませれば結構ね。
ちなみにUS仕様自体の車体価格は80万ちょいちょい、、、かな。
価格変動するのでご来店の上ご相談下さい。
え?書類??登録???
ゲフッゲフン…( ´△`)
ご来店の上以下略。
そんなコトより!!
そんな感じでWR250F、YZ250FXと並んでまして、
さらにその奥にあるのも青いバイク…、、、、
そう…、、、
シェル公…ことSHERCOのSEF-R250SIXDAYSっす!!(*`ε´*)ノ
登録出来るエンデュランサーの中で、
車両本体価格を気にしなければ圧倒的一番オススメバイクっす。
これまたフレーム塗装の仕上がりとか、外装の質感とか、
最近フレーム溶接が汚いYAMAHA車より美しいんじゃねーかっつ~、、、
オフ車ナンバーワンの美しさっすね、見た目は。
さすがの和田ぽんもコレに泥をつけるのはちょっと躊躇しますwww
来週末まで店頭にあると思うので、見たい人は見にくるべし、、、。
次回また納車整備の様子と合わせて分解検証します(*`ε´*)ノ
な、ワケで、、、
WR250Fのフルモデルチェンジにより、
「超気軽に走れる公道レーサー」としては、
まさに最後のモデルになっちゃったんじゃないかっつー「旧」WR250F。
新車で入手できるのはまさにラストチャンスなので、
おっ!?と思った人はお早めに。
迷っているうちに売り切れると思われます(^ ^;