WPCモリブデンショットのご紹介…!
2010年 03月 13日
今日はチョロっとそちらをご紹介。
ま~~~、実際どーゆーモノなのかをざっと説明致しますと、
「金属表面にミクロン単位のメディア(粒)を高速で衝突させ、
衝突熱による焼入れ、焼きなましを瞬時に行い疲労高度を飛躍的に向上させる」
と…、
ま~、かな~り要約すると
鍛冶屋が刀を熱してカンカン叩いているアレと大体おんなじ事だそうです。
金属表面の性質を変えてしまう、ということですね。
んで、実際どういった効果があるのかというと…。
○フリクションの低減
○磨耗の抑制
○油膜形成
○疲労強度アップ
などなど…。
ボクのイメージ的にも、フリクションの低減と寿命が長くなるといった印象ですかね。
慣らしもほとんどいらなくなるほどの表面精度になるとの事。
んで、数年前になりますが、ボクがXR250をボアアップした時に、
シリンダー内壁、ピストン、ピストンピン、ピストンリングに
このモリブデンショットを施工して組みつけてみました。
組んで乗ってみた感想は…
エンジン回転の上昇がスムーズ、エンジン音がホント静か。
この2点が特に感じました。
ただ、ボアアップして圧縮比も相当上げていたので、
レスポンスやエンジン回転ウンヌンは、どこまでがモリブデン処理の恩恵で、
どこまでがボアアップ自体の効果だったのがわからんのですが、
エンジン音の静かさはコイツのオカゲだったのではと思います。
ヘッドのタペット音がうるさく聞こえちゃうほどでした。
バルブクリアランスをミスった訳じゃないですよ(爆)
さらに先日このXRはミッションが欠けてしまい、ミッション交換したんですが、
その際にピストンやシリンダー内壁をチェックしたところ、
傷は確実に少なかったです。
ほとんどがコース走行でかなりの距離も乗っているのですが、
ピストン側面に縦傷もそんなになく、いいんじゃないかと…。
んで、今度はボクのKX125のピストンを交換しようかなと思って、
モリブデン処理を施しました。
コレが施工前の純正新品ピストン。
そしてコレがモリブデン処理後。
鈍い輝きを放っています♪
下手な添加剤を入れるよりは、絶対コチラがオススメ。
エンジン分解時じゃないと出来ないというのが難点ではありますが、(当然ですが)
オーバーホールやエンジンチューニングの際にはぜひぜひ。
シリンダーやピストン以外にもミッションやカムシャフト、クランク等、
エンジン内部の金属部品にはほとんど施工できます。
メッキシリンダーにも施工可能で効果が実証されているようです。
本格的なエコランなどでは、
ほぼすべてのエンジン部品にモリブデン処理を施すそうです。
それだけのフリクションの軽減の効果があるってこってすね。
こうして書くと、なんだか眉唾的なパーツ紹介にも聞こえちゃいますが
コイツは間違いないです。
ちなみにお値段ですが、意外とお手軽。
部品の大きさや形状にもよりますが、
ピストン…外径50ミリ、高さ50ミリの最低料金が2600円、
そこから大きさに応じて料金が変わります。
KX125のピストンは外径約53.5ミリ、高さが58ミリなので、
約3640円と以外に安いのです。
XR250は確か6000円ちょっとだった気がします。
シリンダー内壁…1気筒8000円~
ピストンリング…1本700円~
ピストンピン…1300円~
カムシャフト…単気筒OHC3000円~
バルブ…1個1200円~
などなど、意外とお安いでしょ!?
ピストン廻り、カム、シリンダーを施工すれば、
かなりのフリクションの軽減を体感できるのではと…。
KSR110などのミニバイクも体感しやすいかもしれませんな。
ちなみに津田沼店には…
左が施工前、右が施工後というビフォアーアフターなサンプルがあります。
コレを左から右に指でなぞると驚きの違いですよ♪
例えるなら18歳のお肌と42歳のお肌…(爆)
興味がある方はゼヒおさわりしに来て下さい!!
ちなみにWPC処理の上を行く、DLC加工なんてのもあります。
DLC=ダイヤモンド・ライク・カーボン。
その名の通りダイヤモンドの様な性質を持つ炭素(カーボン)を
金属表面に成膜させるというもの。
お値段はWPC以上ですが、性能も上をいくらしいッス!
こちらも今度詳しくお知らせいたしまっす!!(←多分)
ただ、ワタクシ和田ぽんのオススメは、実際効果を体感したWPCッス。
オススメです!!