ブローバイガス還元…というか循環装置
2010年 04月 05日
ナントカしなければ…
とゆー事でナントカした…。
RXVはクランクケースやオイルタンクからのホースがエアクリーナーに伸び、
ブローバイをエアクリーナーBOXに一度戻しています。
ま、ほとんどの車輌にも同じ機構がついているのですが、
このエンジンから出たガスはホース内やBOX内で冷却され、
オイルに戻ってしまうのです。
だから結構どの車種でもエアクリーナーフィルターがオイルで湿ってしまったりします。
しかし、RXVの場合そのオイルの量が結構スゴイ。
2~300km走ってエアクリチェックすると、BOX内がオイルでギットギト。
とゆーか溜まってます。
BOX内には各センサーやスロットルボディもあって、
あまり宜しくない状況なワケです。
んで、オイルがエアクリに行かないよう、キャッチタンクを付けてみたんですが、
なんと50km程高速をブチ回したら250ccのキャッチタンクが溢れちゃった…。
これじゃーイカン。
オイルがいくらあっても足りんよ…。
って事でナントカこのオイルをオイルタンクに戻せないかと考えた…。
こちらはクランクケースから出ているホース。
ここからオイルがガスとなって上がってきちゃうワケです。
こっちはオイルタンクから出ているホース。
こちらからはそんなに出ません。
少しは出るけど…。
本来はこの2本ともエアクリーナに刺さっているんですが…
この2本を3WAYジョイントで直結。
んで、上側の分岐からホースを伸ばしキャッチタンクへ…。
オイルタンクのホースからも圧が出てくるので
うまくオイルが戻ってくれるか微妙でしたが、
せめてもの抵抗でそこのホースだけ太くし、
さらに重力を利用できるような角度に3WAYジョイントを固定。
ガスだけ上向きのホースからキャッチタンクに行き、
オイルは重力でオイルタンクの方へ落ちていく仕組み。
エンジンからの圧力より重力が勝ってくれれば、
ホースの下のほうをオイルが流れてってくれて、オイルタンクに戻ってくれるのでは…と。
んで、同じく約50kmの道のりを高速使って大爆走…!!
今まではコレでキャッチタンクからオイルが溢れ、
左足がオイルまみれになってたんですが、今回は溢れはしてない。
減った事は間違いないが、どんだけ減ったかをチェックしてみると…。
結果は…。
全く入っていません!!
ヤッター!!
見事に全部オイルタンクに戻っていったワケですな…。
これならキャッチタンクじゃなくて、ちゃんとエアクリーナーBOXにも戻せます♪
全国数十名(?)のRXV乗りの方々に広めたい!!
これで安心して長距離移動ができますね…。
長距離移動用に他にもパーツも付けたので、それはまた次回に…。