CR85RとイージークラッチキットとSKF!
2013年 02月 03日
行なった整備の色々を試せたんですが…。
ま、大したパーツじゃないんですけど…。
まずは年始にKXに履かせてみたIRCツーリストですが…、
コレは現在も履いたまま。
白井のトライアルセクションやガレ場では、
やはり唯一無二のトラクションを誇り、難所での感触は上々…。
あとは、コレがハイスピードセクションやドロ沼で
どこまで耐えられるのかで、今後のレース投入を検討しようかと…。
今月半ばに水凸、木成と2連チャンを計画したものの雪でオジャン。
こないだの水凸でやっと試せたワケです(*`▽´*)
結果は上々…。
やはり霜解けマディのヌタ場では、バリバリのEDタイヤより劣るものの、
走破出来ないとかってレベルではなく、「思ったより頑張る」といった印象。
ハイスピードセクションでも同様っすね。
これらの状況でレース中に予想されるロスは数秒~数十秒…。
逆に一度スタック、もしくは転倒したら、当然数秒のロスでは済まないワケっすね。
ま、ケースバイケースですが、
トラタイヤのオカゲで、本来コケてた場面で、
「コケなかった」とか「スタックしなかった」とかって状況が、
一度でもあればひっくり返せるワケっすから、
確実に難所があるとわかっているようなレースでは投入してみようと思います。
WEXデコボコでは120minで、
まさかのボセキ登りとかがなければ使わないっすけど、
ウワサによると1周150分計算(!)っていうフザけたコース設定らしい
スクラッチマウンテンでは迷わず投入してみようかと…。
んで、他今回手を加えた箇所が…、
DRC「ウルトラライトクラッチレバー」!!
ボクのKXのクラッチレバーはナニ用かよくわからんのがついてまして、
一応使えるんですが、ナゼかワイヤーギリギリで
遊びの調整が全ユルじゃないと話にならない状態…。
多分レバーがおかしくて、ホルダーはKX250だと思うんすけどね…。
まあ、そんなよくわからん状況だったらホルダーごと換えてしまおうってコトで…。
このウルトラライトクラッチレバーはタイコをかける穴が3つ開いてまして、
画像一番上の穴が「ノーマル」、2番目、3番目にかけると、
ワイヤーをテコの原理で引っ張るようになり、かなり軽くなるのです。
まあ、テコでワイヤーをコジるんで、ワイヤーに負荷がかかるっす。
磨耗をこまめにチェックとか、注意が必要になると思いますが…。
んで、最初3番目の一番「テコ」が効く場所につけたんですが、
「激軽!!」( ̄Д ̄;)
手応えないくらいスコスコきれますよ!!
しかしテコで引っ張り過ぎているので、
ワイヤーのアジャストスクリューを回すと、
切りかきが内側向いた時にワイヤーが切りかきに飛び込んでしまい、
ワイヤーが引っかかって回せなくなります…。
ちょっと言葉で説明するとわかりづらいですが…、
こんな感じにワイヤーが引っかかるワケです。
軽くていいんですけど、万が一レース中にクラッチがパンパンになってしまい、
調整を余儀なくされた場合、この調整のやりづらさは場合によっては命取り…。
いくら軽くなっても負いたくないリスクっすね…。
っつーワケで結局真ん中のタイコ穴にしました。
コレでも十分軽くなるし、フィーリングもなかなか…(´ー`)
レバーの初期位置を調整するアジャスターもついているのもGOOD!!
万が一のためにリプレイスメントレバーも予め購入しときました。
水凸で実戦投入となりましたがソーグッドだぜ(*`ε´*)ノ
値段のわりになかなかのモノでした♪
ただ、ワイヤーはこまめにチェックね~。
続いて、フロントフォークから滴る程のオイルが漏れてきたので、
フォークシール交換!
どうせなら当然SKFの最強フォークシール、
オフロードハイプロテクション仕様!!
グリーンのシールがチラ見えしてカッチョイイっす!!
ソフトスプリングは入れてるんですが、
それでもまだフォークの作動性が固く感じるので、
フォーク油面は規定の目一杯まで下げて120mm。
このセッティングもなかなか良かったっす!
低速時のギャップに対しての追従性がよくなった感じです。
エンデューロでジャンプなんか飛ばないから、
奥で踏ん張んなくてもオケーっす。
ビバ!フニャフニャサス(*`ε´*)ノ
まあ、こないだkomaさんのTE125の4CSを味わってから、
KXのサスをどうイジったトコロで不満が残るのは
しょーがないって悟りましたから…(;´д` )
もうコレ以上はほっときます。
んで、オマケでその後のCR85R!!
ハンドガードを装着!!
サイクラのステルスプライマルハンドガードっす(*`ε´*)ノ
このハンドガード、まずステーの向きが上下選べるってのと、
付属のカラーでステー自体の高さを換えることができ、
さらにはガード部のマウントも上下入れ替えて高さを選べるスグレモノ。
他のハンドガードに比べても、ピッタリの位置にもってきやすいっすね。
転倒時の破損しにくさを考慮して、ステーは上だしっす(´ー`)
クラッチワイヤーはビミョ~にほつれてたんで交換。
握った感じ違和感なくても、ワイヤー外してよーくみると、
ほつれを発見するコトもシバシバ…。
レース中に切れたら間違いなくリタイアっすから要チェックっす(*`ε´*)ノ
新品ワイヤーの軽さったらないっすからね。
換えると新品の時ってこんな軽かったっけ??ってわかる。
そして地味な箇所ですが、プラグキャップ交換。
モトクロッサーの多くのプラグはターミナルナット付き。
カチッとハマるタイプっすね。
んで、コレも着脱を繰り返してるとバカになってきまして、
振動や衝撃で抜けてしまったり、接触不良をおこしたりします。
これまたレース中に起こると抜けたらエンジン不動だし、
接触不良で微妙にリークしたりすると、その場では気付きにくいトラブルに…。
コレも要チェック項目っすね!!
そしてフロントホイールベアリング交換。
古いベアリングをプーラーで抜き取りまして…、
新しいベアリングを挿入…。
純正のベアリングは片側シールっす。
余裕があればベアリング屋さんで
両面シールのベアリングを安く入手するのも手ですが、
片側ベアリングはグリスをたっぷり詰め込めるのも利点っす。
ホイールのシールが新品で、カラーも磨耗していなければ、
内側のグリスってそんな飛ばないっすからね。
お気に入りの高級ベアリング専用グリスを詰め込めるのも利点っす♪♪
あとはタイヤ交換。
元々のタイヤは山はあるけど、カチカチでグリップしなかったんで、
バリ山でまだ劣化のない中古タイヤに交換です!
エンデューロにも最適なIRC ix09。
インミディのコンパウンドっす!!
最後はステッカーチューン…。
もともと貼ってあった赤いバックグラウンドを取り去りました。
国際ライダーっぽくてイヤだし、
なにより真っ赤っ赤っすからね、アレじゃ…。
代わりにサイドカウルにタロンステッカーを貼ってみた。
シュラウドのいつもの位置にピットクルーステッカーを貼りまして…。
フロントゼッケンプレートの端っこにも…。
レアなピットクルーぷくぷくステッカー(笑)
グリーンやブラックは他のバイクに貼っちゃったんで、
最初に支給されたうち、ピンクしか残ってなかったけど…(^^ゞ
んん!!
カッチョイイんじゃないでしょーか(*`ε´*)ノ
とゆーワケで完成…。
うっかり盛り上がって、本番機のKX250のパーツを買いそびれたような…(爆)
前にも言いましたが…
バイクが一番カッチョよく写るのは…
右ナナメ後方、
下側からのアングルだと思ふ(*`ε´*)ノ
しかし、このCR…、
次回の水凸は13日予定ですが、
お客様にTE125の納車があるので持っていけず…。
そーすっと次の水凸はいつ??
ってな感じで、せっかく完成したのにしばらく乗れないかも…(笑)
キャブのガソリンは抜きましたが、タンクのガソリンも抜き去って、
しばらく冬眠っすかね(^^ゞ